※自費診療です
当院では、岡山大学矯正歯科学講座で歯学博士の学位を取得し、岡山大学で長年の研究と臨床経験積んだ矯正担当医を中心に、院長と2名で歯矯正治療を担当しています。院長は日本成人矯正歯科学会理事を務め、インディアナ大学歯学部矯正科で研鑽を積んでいます。
院長は随時診療しており、矯正担当医は月に2回、月末の金曜・土曜に診療しています。どちらの歯科医師が治療を担当するかは、患者さまのご都合やお口の状態に応じて決定します。
矯正治療の方法は複数あり、中でも当院が力を入れているのは、マウスピース型矯正装置を使った方法です。この治療法は、矯正を専門とする歯科医院以外での取り扱いも多く見られます。そのため、どの歯科医院でも治療できるというイメージをお持ちの方も少なくありません。しかし実際には、どこで治療を受けても同じというわけではなく、治療を計画する歯科医師の知識や技術により、治療終了後の仕上がりに大きな差が出てしまいます。
そうした差が出る理由は、マウスピース型矯正装置を使った矯正治療が緻密なプランニングにより成り立つ治療法だからです。この治療法では、歯がきれいに並ぶよう治療の段階に合わせてマウスピース型矯正装置を設計し、装置を計画通りにお口へ装着することで歯を動かしていきます。ですからプランニングを行う歯科医師には、歯を動かす順番や動かし方、1本1本の歯の位置関係、あごの骨の状態を詳細に把握していることが求められます。
つまり、歯科医師の知識や経験が足りずプランニングが不十分だと、たとえ治療を行っても期待する効果を得るのが難しいのです。歯がきちんと動かない、治療期間が延びてしまった、きれいな歯並びに仕上がらない、などのリスクが増大する可能性もあります。
その点、当院の矯正治療は知識と経験が豊かな歯科医師が、2名体制で行います。岡山大学矯正歯科学講座で歯学博士の学位を取得した矯正担当医。そして、日本成人矯正学会理事を務め、インディアナ大学歯学部矯正科で研鑽を積んだ院長。この2名がタッグを組んで治療を行いますので、安心してお任せいただけるのではないでしょうか。
湊雅直(みなと まさなお)
矯正治療は健康保険が使えないため自費治療となり、治療費が高額になってしまいます。歯並びを治したくても、治療費が高額なので我慢している方も少なくないでしょう。
歯並びの改善は、見た目を良くするだけでなく、全身の健康にもつながります。歯並びが整うとしっかり噛めるようになり、食べ物を消化しやすい大きさまで嚙み砕けるため、胃腸などお体の健康にも良い影響をおよぼすからです。
このようにメリットの大きい矯正治療を、ひとりでも多くの患者さまにご提供したい。その思いから私どもでは、リーズナブルな料金で矯正治療をご提供しています。マウスピース型矯正装置「インビザライン」を使用したお口全体の矯正なら、680,000円~(税別)。治療費以外に必要な費用は、診断料の30,000円(税別)だけです。
一般的には治療費のほか、ご来院時の調整料や保定装置(歯並びを維持するための装置)の費用が別途かかることもよくあります。しかし当院では、月々の治療費にこれらの費用を含めているので、治療の途中で追加のご請求をすることはありません。
矯正治療は高いからと諦めていた方も、リーズナブルな価格で治療を受けられる当院にご相談ください。
矯正治療では、歯を抜いて歯並びを整える場合があります。このため、「歯を抜くのは嫌…」と治療をためらう方も少なくありません。
そんな皆さまのお力になりたいと考え、私どもでは、できるだけ歯を抜かない「非抜歯矯正(ひばっしきょうせい)」を行っています。従来の治療法では抜歯が必要だったケースでも、主にマウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療を取り入れることで、歯を抜かずに矯正できるようになりました。
ワイヤーを使った一般的な矯正治療は、歯を後ろへ動かすことが得意ではありません。そこで、歯をきれいに並べるために歯を抜いてスペースを作る必要があります。
一方、マウスピース型矯正装置「インビザライン」を使った治療は、ワイヤーを使った矯正に比べて歯を後ろに動かすのが得意なので、ほとんどのケースで抜歯をせずに済みます。もしどうしてもスペースが足りない場合は、歯のエナメル質を問題のない範囲で削り、歯をきれいに並べるためのスペースを確保。この方法により、歯を抜かずに矯正治療を行うことが可能になります。
マウスピース型矯正装置を使えば、抜歯せずに歯並びを整えられる。そう聞くと、「それは歯並びがそんなに悪くない人の話だろう」とお考えになるかもしれません。しかし当院における過去の症例を見ると、矯正治療が難しいと判断された患者さまでも、歯を抜かずに歯並びを改善できた方が多くいらっしゃいます。
歯並びやお口の状態によっては、マウスピース型矯正装置での治療が難しい方もおられます。そのような場合でも当院なら、ワイヤーと「ブラケット」という装置を使う、従来の治療法で対応することが可能です。
もちろん、ワイヤーを使った矯正を行う際も、なるべく歯を抜かないよう取り組んでいます。具体的には、「インプラントアンカー」という矯正用の小さなスクリュー(ネジ)をあごの骨に埋め込み、これを固定源として歯を動かすことで、抜歯を回避しています。
矯正治療を考えているが、抜歯は嫌。そうためらっている方は、ぜひご相談ください。私どもが、皆さまの大切な歯を残しつつ歯並びを改善し、健康なお口を維持できるようお手伝いをいたします。
※歯並びの状態によっては、抜歯をおすすめすることもあります。
前述の通り、当院ではマウスピース型矯正装置のひとつである「インビザライン」による治療を採用しています。
この治療法は、1998年、歯科矯正需要が非常に高いアメリカで誕生しました。見た目を気にせず矯正できるとして広く普及した、画期的な治療方法です。以来、アメリカのアライン・テクノロジー社で開発・製造・販売が続けられており、現在では全世界で600万人以上(※)が、マウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療を受けています。
矯正治療では、約2年の時間をかけて少しずつ歯を動かしていきます。このため、治療後に自分の歯並びがどう変化しているかをイメージすることは容易ではありません。「お金をかけて矯正治療をするのに、満足のいく結果にならなかったら?」「矯正治療を受ければ、口元のコンプレックスが解消されるのかな?」そのような不安から、治療をためらう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
マウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療では、口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」という、お口の中をスキャンする機器を使ったシミュレーションシステムを利用できます。このシミュレーションを用いれば、どのように歯が動き、矯正終了後の歯並びがどうなるのか、治療開始前に3D画像でご確認いただくことが可能です。
患者さまにシミュレーションをご覧いただくと、新たなご要望が生まれる可能性もあります。「もう少し出っ歯を引っ込めたい」「ここの見た目をもっときれいに」「歯は抜きたくない」などのご希望があれば、どうぞお伝えください。それらを反映させ、再度シミュレーションいたします。また、治療期間や費用がわかる点も、シミュレーションのメリットです。
口頭での説明に加え、3D画像でもご確認いただけますので、患者さまにとっては治療内容がよりわかりやすくなるでしょう。シミュレーションの活用によって、すべてにご理解、ご納得いただいた後に矯正治療をスタートすることが可能になります。
口腔内スキャナー「iTero」によるシミュレーションは、矯正相談時に無料で実施しています。
まだ治療を検討中の段階でも、お気軽にシミュレーションを受けていただけるので、歯並びや噛み合わせに関するお悩みを解決するための手助けになることでしょう。シミュレーションの結果を受け、矯正治療を開始すると決められた方には、さらに詳しい検査を実施した上で治療をスタートします。
なお、シミュレーションを受けたからといって、必ず矯正治療をしなければいけないわけではありません。お気軽にご利用ください。
※2021年現在
当院が力を入れるマウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療は、ワイヤーを使った従来の矯正治療に比べて、次のような特徴があります。
そのため、ワイヤーによる治療に比べると、患者さまにかかる治療の負担をぐっと抑えられるのです。中でも装置が目立たないことは、マウスピース型矯正装置の最も大きな特徴と言えます。
このようにメリットの多いマウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療ですが、一方でデメリットもあります。部分的な歯並びの矯正や、歯並びの乱れが軽い場合の治療にしか使えない点です。お口全体の噛み合わせや歯並びに問題があるケースでは、通常はマウスピース型矯正装置「インビザライン」による治療を行えません。
しかし私どもでは、マウスピース型矯正装置による治療が難しい場合でも、最初にワイヤーによる矯正治療を行い歯を少し動かすことで、マウスピース型矯正装置による治療への移行を可能にしています。この方法なら、歯並びがきれいに整うまでワイヤーを使った装置を装着し続ける必要がありませんので、装置が目立たない治療を受けていただけます。
これは、マウスピース型矯正装置による治療だけでなく、ワイヤーを使った矯正治療も行える当院だからこそ可能な治療法です。
※インビザライン(海外製カスタムメイド矯正装置完成物)は日本の薬機法対象外です。医薬品副作用被害救済制度の対象外になることがあります。
ご紹介した方法を駆使しても、マウスピース型矯正装置では、どうしても対応できない場合があります。そうしたケースでは、ワイヤーを使った従来の矯正治療を行うことになります。
しかし私どもでは、ワイヤーによる矯正でも以下の装置を使うことにより、目立たない治療のご提供が可能です。
ブラケットは、ワイヤーによる矯正治療で使われる装置です。ワイヤーを通すために一本一本の歯に接着されますので、従来の金属ブラケットだと目立ってしまいます。しかし、歯に近い色のセラミックで作られた「セラミックブラケット」なら、金属のブラケットに比べて目立ちません。
ワイヤーを使った矯正治療では、銀色の金属製ワイヤーがよく使われますが、当院では白くコーティングした「ホワイトワイヤー」を採用。銀色のワイヤーより目立ちません。
歯の裏側(リンガル)に、ワイヤーやブラケットをつける矯正装置です。装置が表側から見えないため、矯正治療中であることを他の人に気づかれにくいというメリットがあります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | □ | ○ | □ | × | ○ | △ | × |
午前:10:00~12:45
午後:15:00~19:00
□:15:00~18:30 △:14:30~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日
※学会や研修会等により休診日が変更になる場合があります。その際、木曜に診療を行うこともございます。